右翼のNO.2を看板に詐欺を重ねる小野敏雄のあくどい正体(3)

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債権者は今、小野敏雄を刑事告訴する準備を進めている。小野が30年以上も返済を滞らせてきた債務について、「そんな債務は存在しない」と訴訟を起こしただけでなく、訴訟の審理で債権者を酷く誹謗中傷して、それが余りにも度が過ぎていたからだった。債権者にとって、30年以上も関わりを持ってきた人間を刑事告訴するのは余程のことがあったからに違いないが、小野自身が債権者にそれだけの決意をさせたと言っても過言ではない。

小野敏雄が西義輝の運転手兼鞄持ちとして債権者の会社に出入りするようになったのは35年も前の平成元年頃のことだった。西はいろいろな事業を多く手がけていたが、事業に失敗して自己破産を余儀なくされた中で設立していた複数の会社の代表者にダミーを立てる必要に迫られ、それを全て請け負ったのが小野だった。一見すると身なりを整え、必要以上に出しゃばらず、時間を正確に守るという日常の振る舞いから、誰もが小野に対して生真面目な人間であるという印象を持っていた。西が小野を重宝に感じていたのも、そうした小野の外形的な印象にあったのだろう。ところが、小野には金銭に対するけじめが全くないという性格が潜んでいたのである。小野は社会人になっても定職に就かず、目先で関わった相手から金を騙し取るために借りるという形を取ったり、投資話を持ちかけたりしたが、返済をする気も全く無く、投資と言ったところで話自体が嘘であり現実味がないものばかりだったから、金を出した相手に配当という成果をもたらすことも全く無かったのである。小野は西から毎月50万円の報酬を得ていた、と債権者には言っていたが、それもどこまで本当なのか、自分を高く売るための口上に過ぎなかったと言える。
そして、債権者もまた小野から詐欺の被害を受けた一人で、知り合って約1年後に4000万円を2回、合計8000万円を小野に貸したが、あろうことか今現在も返済が一切ない。それどころか、小野は令和3年2月になって「債務は返済しており存在しない」と東京地裁に訴えたのだ。その間に小野が何度も書き換えた借用書や公正証書等の書面が数多く債権者の手元に残っており、その中には連帯保証をした妻が署名している書面もいくつもある。債権者から借り入れをするために妻を連帯保証人にすると申し出たのは小野自身であり、債権者も間違いないかどうかをその都度確認してきたことだった。しかし、債務は存在しないなどという、とんでもない訴訟を起こし、同時に妻が連帯保証をしていることについても「妻は債権者から金を借りていることさえ知らなかった」とまで言う。小野が妻には無断で妻の実印を持ち出し、それを借用書や公正証書等の書面に勝手に捺して体裁を整えたというのが小野の言い分だった。小野が訴訟を起こしたことで、小野の本性というべき悪質さや卑怯極まりない姿勢が浮き彫りになったのは明らかだった。

実は、小野が訴訟を起こした発端も、債権者につき続けた嘘に限界が見えたことにあった。小野は4~5年ほど前から債権者の会社に頻繁に顔を出すようになった。それ以前は週に1回程度電話があったくらいだったから、その目的が新たな借り入れをするとか投資話を持ちかけて資金を出させるためだったことは債権者にも察しがついていたかもしれない。小野が債権者に借金を依頼する際には、いつも決まって「月に1割の金利」ということを口にした。返済もしていないのに、高額の金利を払うというのは、明らかに融資を受け易くするための仕掛けに過ぎない。本当に返す気があれば、30年以上も前の借金を返済しないまま放っておけるはずがなく、8000万円の借金は金利がかさんで令和元年当時で全ての債務の総額は優に10億円以上に膨らんでいた。しかし、小野はそのことには触れずに借金を申し出たのだ。この時、債権者は「更なる貸し付けは無理だ」と言って小野の依頼を何度も断ったが、小野に「何とかお願いします」と執拗に頼み込まれたために根負けした格好となった。案の定、小野は借りる一方で、返済は一切無かった。その言い訳で小野はいくつもの事案を口にして「これで返済します」と言い続けたが、小野が債権者に持ちかけたそれらの投資話は全てが嘘であった。30年もの長い間で債権者にはいろいろな面で世話になっているのに、自分の友人は誰一人紹介したことが無く、債権者から紹介を受けた知人にも自分の電話番号すら教えない、何かの用事で小野に電話をして用件が済むと、小野は必ず電話の履歴を消して欲しいと強い口調で言う。そういう対応に、周囲の人間の誰もが強い不信感を持っていた。

小野が債権者へ持ち込んだ返済計画は明らかな時間稼ぎでしかなかったが、小野は決して計画がとん挫したとは言わず、まだ継続中であるとか間違いなく実現させる等と言って悪質な引き延ばしを図っていた。債権者は小野の話が本当であるかどうか気がかりだったが、小野の表情がいつもと変わらないため、あえて詮索をしなかった。しかし、それが小野の債権者へ付け込む常套手段だった。小野が債権者に話した返済計画は五指に余るほどだったが、その一つ一つで時間稼ぎを繰り返したために、1年、2年があっという間に過ぎた。そして令和2年7月4日に小野は債権者に2通の借用書を書いた。1通は30年間も引き延ばしを謀った8000万円、もう1通は新たな借入を繰り返した分だったが、8000万円の借入金のほかを合算すると優に10億円を優に超え、新たな借入分も令和2年7月1日で2億円にまでなっていた。それを返済するため、小野は妻の実家で父親の死亡に伴う財産分与があり、妻が受け取る予定の約1億円を返済金に充てるという話をした。その協議のために小野は妻と共に妻の実家に出向いていると説明したが、2か月過ぎても分与金を受け取る日時が何回も変更になり確定しない。すると、今度は株券等の新たな財産が見つかり、分与金の額が大幅に増えただけでなく、小野も加えて相続財産を分け与えるという話になったという。小野が受け取る分与金は1億円強で、もともと予定していた妻の分与金も併せて返済できると、その時、小野は笑顔を浮かべて債権者に説明した。しかし、債権者は相続税の代物弁済で秋田の豪邸を無償で提供するために小野に顧問弁護士まで紹介し、2~3回面談したにもかかわらず、この話も結論から言えば、100%小野が勝手にでっち上げた作り話だった。妻だけでなく妻の実家まで巻き込んだ嘘をついた。小野の恥知らずには限界がない。

債権者は、これまで小野に対して穏便に問題を解決しようと気を配ったつもりでいたが、それが民事訴訟の場で最悪の嘘をつかれ、それを恥と感じていない小野の対応に接し、もはや限界を超えたという実感を持ったに違いない。小野には詐欺同然の言動で債権者に実害をもたらした償いをすべき当然の義務が生じている。それが、刑事事件で決着を付けざるを得ない結果を招いているのは、まさに自業自得と言わざるを得ないのではないか。これまで30年以上も資金面での融通はもとより飲食でも全て払ってもらっていて、最後にこんな度の過ぎたやり方をするのは絶対に許されることではない。今後、債権者は小野から受けた被害についていくつもの刑事事件として告訴を進めているという。そうなれば、小野の家族(妻の真理と息子の光、娘の成美)にも深刻な迷惑をかけることになる。一方の清瀬弁護士も、調査もしないで小野の言い分を正当化しようと好き放題の弁論を繰り返しているが、証拠や証人を出すべきだ。所属する弁護士事務所の評判にも大きく影響するのは必至ではないか。(つづく)

2023.07.05
     

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